【関東国際高等高校】パワハラ・賞与未払い・教員に負担をかける学校体制、これらの問題に誠実に対応し改善をお願いします。

関東国際高等学校(https://www.kantokokusai.ac.jp/)で専任教諭をしている者です。業務が大変な時でもひと時も気を緩めることなく業務に専念していましたが、学校側からパワハラまがいのことをされた挙句に、3年目の冬の賞与を突然理由もなくゼロにされました。賞与は他の人は多かれ少なかれ払われている状況にも関わらず一切払われませんでした。

12月24日に冬季賞与を確認しましたがなぜか入っておらず、不審に感じた自分は直属の上司に確認しました。上司からは「明日確認する」と言われましたが、結局25日も「理事長が判断している」とのことで明確な回答が得られず年明けに回答するということになりました。

年明け1月7日にやっと得られた回答は「一連の行動が学校の理念に反する」というのみを直接ではなく、間接的に上司から伝えられました。あまりに納得できず、誰でも1人から加入できる労働組合「私学教員ユニオン」にその後加入し、団体交渉(話し合い)を学校側へ申し入れました。そして学校側の回答を得て2月5日、団体交渉を行いました。

しかし、団体交渉の内容は極めて理不尽な内容でした。おおまかな趣旨としては学校や生徒、保護者に損害を与える「可能性」のある行為をしたという抽象的なものにより賞与をなくしたとのことでした。結局、団交の内容もこちらが「実害がありますか」、「すべて現場教員のせいなのですか」と尋ねても「可能性がある」「教員のせい」など全く話になりませんでした。

現場で起きる「ミス」も学校側の管理能力が無いことにも原因の一端があります。事実、私と同様の「ミス」をしている教員は他にもたくさんいます。学校体制を見直し、教員の方にもフィードバックをして次に生かす、という当たり前のことを考えることもなく、ひたすら現場教員を責める学校はおかしいです。ミスを責めることが「指導」だと考えている節が随所にあります。

学校側はそもそも運営体制がなっておらず業務内容もいつもぎりぎりに教員側に知らせてきます。何か書類の回収が遅れればすべて現場教員のせいにし、「指導」という名のパワハラを学校を挙げて平然とやってきます。私も授業を無理やり中断させられ、部屋に呼ばれた挙句、「社会人としての意識が足りない」など問い詰められました。とにかく何をどう改善するかを話し合うのではなくひたすらミスを責め、業務改善通知書という名の反省文を上層部が納得するまで延々と9回も書かされました。全く互いに生産性の無いことですが、学校側は意味があると思っています。しかもこの始末書、就業規則では3枚書いたら学園側が退職勧告できるといったものでもあります。それを無闇に書かせること自体、労働者を蔑ろにしています。

また、コロナ禍で緊急事態宣言が出ているにも関わらず、泊まり込みの行事を都の注意喚起を無視して平然とやっています。教員や生徒の生命などは考えているとは思えません。

その他、現在残業代も適切に払われていません。一部の残業代未払いについては、団体交渉の中で学校側も認めていましたが、労働基準法を守るべきだと思います。

私個人の問題改善はもちろんですが、それに加えて「学校体制を見直す」、「現場教員の声に耳を傾ける」という当たり前のことをすぐにでも実行して欲しいです。
わたしたち教員は当然ですが学校一丸となって協力して業務を遂行したいという思いしかありません。いわれた業務もすべて指示通りにできる限り動いてきました。

それに対しまるで教員を敵視し、懲罰を与えるような風土・環境はあまりに人道に反することではないのでしょうか。こちらが個人情報を勝手に持ち出す、無断欠勤を繰り返すなど誰が見ても勝手な行動をして学園側に不利益をもたらしたならまだ一連の処分の内容は分かりますが、そのようなことは一切なく、あまりに学園の対応は恣意的で横暴ではないのでしょうか。

関東国際学園には誠実な対応を改めてお願いしたいです。