【東海大浦安】団体交渉③ 無期転換逃れの露骨な雇い止め通告 

皆様、こんにちは。

私は東海大学付属浦安高等学校・中等部に非常勤講師として所属している者です。

本校は、自校のことを「働き方改革モデル校」などと宣いますが、私は、雇用で不当な取り扱いをされ、また残業代も支払われないため、今回は皆さまのお力をお借りし、団体行動をすることに致しました。

本記事は長くなってしまうので、交渉した5項目

1,労働時間について

2,休憩未取得

3,有給取得

4,未払い賃金

5,雇用の取り扱い

の内、今回は 5,雇用の取り扱い について記していきます。宜しくお願い致します。

◆雇用の取り扱い

 雇用に関しては、「無期雇用転換」についての交渉を行いました。私は今年で勤続が5年目ですので、来年4月以降、無期雇用へ転換しなければなりません。しかし、本校は無期雇用転換を拒否しようとしています。理由は2つあるようです。

1つ目は、私が転職を希望しているということだそうです。私は、「公認心理士」の資格取得を目指しているということは言いましたし、将来はその資格を用いて何かをしていきたいということは述べました。だからといって、その場で転職を決意したというものではありません。英語の先生がTOEICの勉強を頑張るという程度のものと、何ら変わりません。それをその場で転職を決意し、「そんなあなたを雇ってあげているんです。」というような姿勢で来る高校副校長には驚きました。自分たちの都合のいいように話を切り取り、自分たちの都合のいいように拡大解釈されるとは思いませんでした。

2つ目に、来年度は教科編成の問題で、「2022年には1年生で生物基礎を開講しないから、生物が専門の非常勤講師は雇えない。」というものでした。また、2022年は「地理が必修になるから、その分生物基礎を設置できない。」というものでした。けれども、内容を突き詰めていくと、「化学基礎は1年生でやる。」ということでした。私は化学の指導も可能ですので、この点については、私を解雇する理由にはできませんが、私が突き詰めなければ、地理を言い訳にして、私を雇い止めするつもりだったのでしょう。さらに、「化学の教員で来年はまかなえる」という旨の発言が中等部副校長からありましたが、私を解雇したら、教員の補充は必須でしょう。

本校は、化学が専門の教師でも、生物を指導することがあります。今年も、昨年まで中学校で数学を教えておられた先生が、突然非常勤ではなく特任(契約社員)として赴任され、生物を教えています。化学だけは、化学が専門の教師が教えないといけないのでしょうか。私を解雇するための授業編成ということでしょうか。そうでしたら、来年の入学希望者の中学校3年生の子ども達に申し訳ありません。しかし、それが中等部副校長の説明でありました。