【安田学園】ずさんな書類管理と非人道的雇い止めの実態

3月22日に学校法人安田学園教育会(安田学園中学校・安田学園高等学校)との団体交渉が行われました。

そこは、双方のよりよい未来を考えた交渉の場とは大きくかけ離れたものでした。

学校側から出てくるのは「知らない」「やっていない」という言葉のオンパレード、しかし学校発行の書類や音声の証拠提示をするとだんまりを決め込んだり、「いま初めて知った」、「いま思い出した」、「その一回だけだ」といった言い逃れに終始するとても見苦しいものでした。

安田学園は私立学校とはいえ、国からの補助金によって運営される公教育の場です。さらに保護者の皆様から多額の授業料も徴収しています。多くの人が関わっている学校の場で、どのようなことが行われているのか、ぜひ知っていただきたいです。

◆契約書の書面交付も確認できないまま自動更新の現実

2014年4月に入職したAさんへ、学校からの雇止め通告は、2019年2月7日に行われました。1年契約が更新され5年の勤務が終わるその日、つまり6年目になる直前に雇止めをしたのです。

団体交渉で学園側が言ってきた雇い止め理由は、「純粋有期契約型だから」と、それ以外の合理的雇止め理由の開示はなされませんでした。驚くべき事実は、Aさんと学校側との間で雇用契約書の締結は5年間1度も行われていないということです。学園は「しっかりと結びえなかったという事実」は「内部の問題とはいえ学校側の落ち度」と認め、「申し訳ない」とはいうものの雇止めは撤回しないということなのです。

ここまでお読みになって、お子さまのいらっしゃる保護者のみなさん、学校教育関係者のみなさん、法律家のみなさん、企業にお勤めのみなさん、みなさんはどのように感じますか? 雇用契約書の締結もなく5年も勤務した職場から、突然の雇止め通告は社会通念上一般的でしょうか?5年間、毎年年末に希望が聞かれ、春からの授業を担当できていたとしたら、6年目もあると期待をしないでしょうか?Aさんは、これまで処分を受けたり、更新の際に雇止めになるような注意を受けることは5年間1度もありませんでした。

◆昨年末に来年度の雇用の確認をしても説明をせず、今年2月に急に雇い止め通告

さらに、Aさんは、2018年の11月末に学校側に翌年の勤務について、「お伺い」をたてており、「年内に担当者から説明がある」と学園側から言われました。慣習的に安田学園では翌年の担当授業がない場合(雇止めの場合)、前年の12月末日までにその旨の通達が行われているのだそうです。しかし、Aさんへの通達はなされませんでした。Aさんは翌年の授業があるとホッとしました。

しかし、2月7日に急遽雇止め通告はなされたのです。年内の通告について、学校側は、「手続きミス」があり、年内に雇止めの通告は「言ってたと思ってた」というのです。(雇止め通告を)「直前に言った」という認識があり、それは「申し訳ない」というのです。でも雇止めの撤回はできないと言います。

私は、ここまで書いていて、怒りで手が震えています。みなさんはどのように感じますか?

このような、つい、うっかりのミスで人を路頭に迷わせていいのでしょうか? 学期途中の採用が少ない学校における就職活動は2月からでは厳しいことは、採用側の学校が一番よくわかっているはずです。「純粋有期」というならば、春先から事情をきちんと説明し、就職活動をするように話さないでしょうか?好き嫌いがあるにせよ、子どもたちの前に先生として5年も立ち続けた人間の、そしてその家族の生活を心配はしないのでしょうか? 安田学園は、子どもたちに対して心の教育はおこなってはいないのでしょうか?

このような仮借なき残酷さを持った教育機関で学んだ子どもたちの将来が、とても心配です。このような非人道的対応は断固として許してはなりません。

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