7/13(土),21(日) 「私学非正規教員向け無料労働相談ホットライン」を開催します!
昨年から国も進める「教員の働き方改革」が話題となっていますが、それは基本的に公立学校を対象としており、私立学校の実態はまだまだ知られていません。しかし、私立学校も公立学校に劣らず、過酷な労働環境が広がっています。
そして、私たちへ寄せられる労働相談の中で増加しているのは、立場の弱い非正規雇用教員からの雇い止め、賃金不払い、パワハラ等の相談です。
今や、私立学校の非正規教員比率は約4割にも達してきていると言われています。生活するので精一杯の低賃金・いつ切られるかわからない細切れ雇用の非正規教員へ学校の中心的業務を担わせ、都合よく使うだけ使った上で、雇い止めをし、使い捨てるという労務管理が私学業界全体で蔓延しているのです。
それによる悪影響として、例えば、教員が短期で入れ替わることで、生徒や保護者との信頼関係を構築できず、授業や部活、クラス運営を安定的に行うことが難しくなっている学校もあります。また、不安定雇用の非正規教員は、将来的な見通しもたたず、生活苦からダブルワーク・トリプルワークをしたり、就職活動に奔走し、教育に専念することが困難になっています。
非正規教員を使い捨てることの弊害は、労働者はもちろん、生徒や保護者、さらには教育という社会基盤に多大な悪影響を与えています。
そこで、この度、下記の日程で、私立学校で働く非正規教員を対象とした無料労働相談ホットラインを開催することにしました。
ぜひ、職場の環境にお悩みの非正規教員の方は、お気軽にご相談ください。
7月13日(土)13:00~17:00
7月21日(日)13:00~17:00
電話番号 0120-333-774(通話無料)
※相談無料・電話無料・秘密厳守