【橘学苑】職員会議での、不当労働行為の謝罪・訂正と是正勧告の説明を約束しました。

12月9日月曜日に神奈川県にある私立橘学苑中学校・高等学校(https://www.tachibana.ac.jp/)と第1回目の団体交渉がありました。

第一回の団体交渉の内容は主に、
①不当な懲戒委員会の実施理由の開示および撤回について
②大量退職の現状について
③未払い賃金の支払いについて
④組合活動に対する学苑の支配介入、是正勧告・指導票に対する職場への対応

など多岐に渡ります。時間に限りがあり、今回はさらにこの中から絞って交渉を進めました。

まず、懲戒委員会立ちあげについては、学苑が述べた懲戒委員会立ちあげの理由が団体交渉の最初と最後とで内容が変わるなど、非常に曖昧で不明確な理由で懲戒委員会が立ちあがったという事実がはっきりしました。

また、今月下旬に行われる職員会議において、この間学内で学校側管理職が行ってきた組合活動への支配介入(労働組合法違反)としか考えられない行為について謝罪、訂正を行うこと、そして2年続けて鶴見労基署から受けた是正勧告・指導票の内容を正確に職員に伝え、対応や提案の報告を行うことを約束しました。

そして、29年度7月からの期間における残業・休日出勤等手当未払いの支払いについては、まずは資料を開示し、引き続きの交渉事項として進めていくことを約束しました。

今回の団体交渉で、学苑は団体交渉申し入れから一ヶ月以上も時間があったにもかかわらず、資料を当日になっても出してこなかったり、当日に突然交渉場所の変更を要求してきました。さらには経営・運営のトップの一人であるはずの学苑長が交渉の場に不在であるなど、不誠実な対応がいくつもみられました。

戦いは始まったばかりですが、学苑の体質を十分に想定したうえで、早期解決を目指して頑張ります。

橘学苑では今回の団体交渉事項以外にもパワハラやセクハラ、なにより放漫経営が蔓延しております。学苑は立て続けに職場内から不当解雇や名誉毀損などで訴えられ、現在も裁判は行われています。

今後、団体交渉を進める中で組織としての腐敗や一部の上層部による不当、陰湿、不誠実な経営・運営など、次々と学苑の実態を浮き彫りにしていきたいと思います。

1つ1つの解決を遂行するとともに、健全な職場環境、教育環境を取り戻したい、その一心です。引き続き、注目いただき、ご支援をよろしくお願いします。

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