【メディア報道】毎日新聞にて、一斉休校による非正規雇用教員への影響が報道されました!

新型コロナウイルスの感染拡大により、学校現場では一斉休校が広がっていますが、現場では、非正規雇用で働く教員への休業補償の有無、雇い止めの危機が広がっています。

普段、学校の基幹的な業務を担いながら、低賃金・細切れ雇用で働き、今回のような時に、雇用の調整弁として「使い捨てにされる」のは、いつも立場の弱い非正規雇用教員です。

私たち私学教員ユニオンでは、2日間、緊急ホットラインを行ったところ、約50件もの切実な相談が寄せられました。

その様子が、毎日新聞で報道されましたので、報告します。

一斉休校で何らかの不利益を受けている非正規雇用で働く教員の方は、私たちまでご相談ください。

◆報道内容

無給、首切り「生活が成り立たない」 一斉休校、非正規職員を直撃 新型コロナ(3月7日 毎日新聞)

https://mainichi.jp/articles/20200307/k00/00m/040/179000c?fbclid=IwAR2kTIEKNWnlGeM6CTROoynx25vqEin3d7Gn5uhWCzRuzSvdJ3s6ssMRTiI

 新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向け、各地の学校が一斉休校になり、一部の非正規職員が無給の休暇扱いを受けている。ツイッター上では「しばらく無給で、ニートになる」などの悲鳴が相次ぎ、個人加入の労働組合「私学教員ユニオン」(東京)が2月29日、3月1日に開設した電話やメール相談にも非正規の教職員らから「無給で困っている」「休業手当は出ないのか」など57件の相談が寄せられた。もともと不安定な非正規職員が増えている学校職場。急な休校に伴う収入減で、訴えは切実だ。【木許はるみ/統合デジタル取材センター】

 「新型コロナウイルスの影響で長期休暇中です。支援員は無給で生活補償もありません」。取材で知り合った非正規の男性が記者に連絡を寄せてきた。男性は、熊本県内の公立学校に、障害のある子どもを支える非正規の支援員として勤める。政府が2月27日に一斉休校を表明したことを受け、男性は28日に勤務先の学校から3月2日~15日の2週間休むよう伝えられ、「休校中は夏季休暇と同様に無給休暇になる」とし、労働基準法による休業手当の説明はなかったという。

 「納得するしかなかった」。そう話す男性は1日5時間、週5回勤務し、手取りの月収は9万円。「16日以降、学校が再開されなければ、春休みに入り、今月は完全に無給になることも覚悟しています」。4~5月も大型連休で休暇が増え、給料の減少が想定される。「かなり綱渡りの生活です」

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