正則学園における理事長による教職員への早朝挨拶「強要」の根拠①
学校法人正則学園は、理事長が「教職員に対する早朝挨拶の強要をしている事実はありません」とホームページや報道機関の取材で述べていますが、これは以下の通り事実に反します。
正則学園では、専任教諭全員が朝6時半頃には出勤し、理事長室前に列をなして神棚に参拝するとともに、理事長に挨拶をするという「儀式」が30年以上にわたり続いてきました。始業時刻である8時の1時間半前に全員が自由意思で出勤し挨拶をするということは常識的にみて考えられません。
また、理事長への早朝挨拶の強要については、多くの証言があります(以下でそのうちの一部を紹介します)。
- 校長から「専任教諭になりたければ朝早く来るしかない、うちの学校はそれが一番の評価だから」と言われた。
- 教頭に個別で呼ばれた際に「専任教諭はみんな6時20分に来ている。6時20分に来ないと専任教諭としての採用はできない」と言われた。
- 寝坊して7時半頃に学校に行った時に校長や教頭から怒られた。その際に「部活動の顧問を外す」とか「部活動の合宿を取りやめる」などと脅かされたりした。
- 皆が並ぶ理事長室の挨拶が終わった後、一人で挨拶した時に「遅れてすみません。おはようございます」と言ったところ、理事長から「バカ!アホ!出てけ!」と言われた。
- 校長に対し「なぜ早く来る必要があるのですか?」と尋ねたところ、「皆が来ているのだから足並みを揃えないといけない」と言われた。
以上のように、理事長ら経営陣が教職員に対し早朝挨拶を強要していたことは明らかです。
私たちは、理事長ら経営陣が、①早朝挨拶儀式の強要を認めること、②速やかに早朝挨拶儀式を廃止し教職員全体にその旨を周知することを求めています。この二つの要求が実現するまでの間、理事長への早朝挨拶儀式のストライキを続ける予定です。