【京華商業】7/2(火)10時から東京地裁で原告教員が意見陳述をしますので、傍聴支援をお願い致します!
京華商業高校(http://www.keika.ac.jp/)では、専任教員(正規雇用)と同じく担任や部活といった学校の基幹的な業務を担い、専任教員化の期待を持たされていた「有期専任教員」(1年更新の非正規教員)が今年3月末に不当に雇い止めをされました。
雇い止めされた2名の教員が、私学教員ユニオンに加入をし団体交渉をしてきましたが、学校側が雇い止めの撤回をしなかったため、今年5月23日に裁判を提訴しました。
多くの報道機関に提訴の際の記者会見を報道していただいたので、以下の記事をぜひご覧ください。
そして、第一回の期日が以下の日程であります。
原告の教員が今回の裁判にかける想いを意見陳述しますので、ぜひ、応援していただける方は、傍聴支援をお願いいたします。
初回は、15分程度で終了予定です。よろしくお願い致します。
7/2(火)10時〜@東京地方裁判所630号法廷(6階)
アクセスはこちらをご参照ください。
http://www.courts.go.jp/tokyo/about/syozai/tokyotisai/
◆事件概要 「専任への登用を前提として働いてもらっている」のに一方的に雇い止め
京華商業高校で働いていた原告2名は、「有期専任」という名称の非正規雇用で働いていました。「有期専任」は、専任(正規雇用)と同じく担任や部活といった学校の基幹的業務を担っていますが、契約期間は1年更新の有期雇用です。求人票はもちろん、入社時、入社後にも、「専任への登用を前提として働いてもらっている」といった期待を持たせる言動が何度も管理職等からありました。職場には、長時間労働や残業代不払い等の労働問題もありましたが、やっとなれる専任化(正社員化)という「エサ」を学校側からちらつかされていたため、我慢して耐えて働いていました。
しかし、学校側は、昨年秋、一方的に今年3月末での雇い止めを2名へ通知してきました。2名は、何度も具体的な雇い止め理由を校長に問いましたが、校長は「総合的な判断だから」というだけで、理由さえ説明をしてくれませんでした。
今年1月から、2名は私学教員ユニオンに加入をし団体交渉をしましたが、学校側は不誠実な対応を続け、今年5月23日に提訴に至りました。
なお、 その過程では、学校を管轄する中央労働基準監督署から、タイムカード等で労働時間を適切に把握していないこと、休憩を取れていないことについて行政指導も出ています。
さらに、2名が担任をしていた学年の現役生徒の約9割が、不当な雇い止めの撤回を学校へ求める署名を集め、学校へ提出もしました。しかし、学校は労基法違反も誠実に受け止めず、生徒からの署名は「全く何も感じない。返す」などと生徒の想いを踏みにじるような対応をしました。
◆同様の問題を抱えている方はいませんか?
私立学校の非正規教員で、一方的な雇い止めやパワハラ、長時間労働、残業代不払い等の理不尽な対応を学校からされている方はいませんでしょうか?
ぜひ、一度お気軽にご相談ください。相談無料・秘密厳守です。