【成女学園】セクハラの概念を知らず防止対策もない女子校
現在、成女学園は、団体交渉を拒否しており、法律上義務のある話し合いにさえ応じていません(労働組合法違反です)。
また、先日、労働基準監督署から労働基準法違反を認定され是正勧告が出ました。
その上で、今回は、深刻なセクハラ問題について、報告します。
生徒のためにも、真摯に、成女学園は対応すべきです。法律上の義務がある話し合いにさえ応じないというのは、問題と向き合う姿勢がないと考えざるを得ません。
♦セクハラの蔓延する職場
成女学園では日々セクハラも蔓延しておりました。日々上司から体型のことをいじられたり、男性関係のことを聞かれてきました。早く結婚しろと執拗に言われたり、上司の性生活についても聞かされてきました。人数が少ない環境のため、ギクシャクしたくないなと思い強い拒否ができずときたま自分の話をして応えてきました。
また、セクシャルマイノリティに対する偏見を職員室で話す教員もおりました。
♦生徒集会で「彼氏と別れて傷心してた」と事実無根の発言
わたしが体調不良で休職し不在の生徒集会にて、管理職の教員から「あの人は彼氏と別れて傷心していた」との発言がありました。事実無根ですし、生徒を集めたところでそのような発言があったことを不快に思います。情報提供があり、その音声を聞いた時胸が痛みました。なぜ、事実無根であるプライベートの話を生徒に暴露されなくてはいけないのでしょうか。
♦当該教員から謝罪
10/7の団体交渉には管理職の教員も参加をしました。その場で上記のセクハラ発言についての真偽を問うと、「言った覚えがあります」と事実だと認めました。
また、周囲の先生は止めなかったのかと聞くと他の管理職は「ひどいことを言っているなとは思いましたが、すぐつづきの話にいったので。」との回答でした。「あなたも聞きましたよね?」と再度確認すると「聞きましたが。」というのみでした。
♦「何がセクハラだかわからない」
団体交渉の場において「これがセクハラだという認識がないのか。」と問いました。すると「セクハラかどうかは少し勉強しないとわからない。」とのことでした。
「セクハラだかはわからない。わたしはセクハラの専門家ではないからわからない。専門家に聞く。聞いて処分を検討する。」とのことでした。
♦過去にもセクハラはあった
わたし以外にもセクハラをされた同僚がいます。その事実は教頭の耳にも入っていることを団体交渉で確認済みです。学内で問題があることを認識していたも関わらず学校側は措置をとってきませんでした。
♦「セクハラの事実はありませんでした」
団体交渉は1回では全ての回答が得られないため、その場で次回の団体交渉を申し入れるも拒否をされました。以後は書面で回答すると頑なに言われました。
なお、後日届いた書面には「セクハラと言われることがらがあった事実は認めるが、それがセクハラにあたるとは認めない」という意味のわからないものでした。本当に勉強されたのでしょうか。まずは問題を認め、謝罪や再発防止をして欲しいです。
♦セクハラ防止対策をしていない女子校
成女学園は女子校です。多くの女子生徒を預かっているにも関わらずセクハラの防止策がなされず、相談環境もありません。また、「セクハラに対して勉強をしていない」と発言する管理職がいる学校は教育現場として適切なのでしょうか。
生徒のためにも、性差別をなくすため、真摯に対応すべきです。