【#女子聖学院】「生徒へのセクハラ被害をなくしたい」(第2回団体交渉報告)

 私は校内で起こった教員から生徒へのセクハラ被害などについて一人で闘ってきましたが、学校からは無視され続けたため、私学教員ユニオンへ加入し改善を求めることを決意いたしました。

 第一回団体交渉では、セクハラについて学校側は加害教師の主張を繰り返し、被害生徒に寄り添った発言は一切しませんでした。結局時間切れで最後の議題まで交渉が進みませんでした。そこで今年7月、二回目の交渉に臨みましたので、その内容をご報告します。

◆多くの組合員が当団体交渉に参加

 女子聖学院では、男性教師が女子生徒の体を触るなど卑劣きわまりないセクハラがたくさん起きました。この問題の解決に強い関心を示してくださった多くの私学教員ユニオンの組合員の皆様が当団交に参加し、学校管理職に対し、私とともに闘ってくださいました。

 私学でのハラスメントは、表面化しにくい状況にありますが、この団交をきっかけにして、私学でのハラスメントや被害の深刻さを変えていきたいと私は思っています。

 この団交での組合員皆様の勇気ある正義の言動が私自身を奮い立たせてくれました。組合員の皆様にとても感謝しています。

◆前回団交で認めていたことを学校側は撤回

 第一回団交で「男性教師が女子生徒に壁ドンをすることは不適切だったと思う」と言った前校長ですが、第2回団交でこれを撤回してきました。

 学校側は被害生徒への適切な調査もせず、こちらからの問いには徹底的に沈黙を貫きました。学校側は自分達の非を一切認めていません。

◆学校側を許せません!

 学校側は既に起きている多くのハラスメントを改善する気もなく、反省や謝罪は一切していません。
 
 また、女子聖学院では、タイムカードがない、時間外労働の未払いなど明白で重大な違法行為が確認されています。私が非常勤講師であることをいいことに、必死でこれらの事実を隠蔽しようとしています。極めて不誠実で看過できません。

 是非引き続き皆様のお力添えをいただきながら、ハラスメント撲滅をはじめ、学校全体の問題改善を訴え続けていきたいと思います。皆様、どうか今後ともよろしくお願いいたします。

◆教員の働き方を一緒に変えていきましょう

私たち私学教員ユニオンでは、教員の労働環境・生徒への教育環境を変えたいという教員を募集しています。私たちは、学校や雇用形態の垣根を越えて、教育業界全体を変えるために活動しています。互いの学校の問題改善を互いに支援して取り組んでいます。
 ぜひ、私たち私学教員ユニオンまでお気軽にご相談ください。相談は無料、秘密厳守でおこなっております。
 また、私学教員の方以外でも、教員の働き方や生徒への教育環境の問題に関心を持ち、活動に関わってみたいという学生・労働者のボランティアの方も募集しております。興味を持った方は下記の窓口までお気軽にご連絡ください。

電話番号 03-6804-7650
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